住友重機械マリンエンジニアリング 見学会

住友重機械マリンエンジニアリング株式会社の造船所施設見学会を開催しました!


去る令和5年1月31日火曜日、神奈川県立海洋科学高校 無線技術科の生徒28名、先生2名にご参加いただき造船所「住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 」見学会を行いました。

当日は、ビデオによる施設説明と、構内見学では資材搬入から艤装まで、実際の建造工程に順にマイクロバスで案内していただきました。

ビデオで造船所の歴史や船の建造工程がとてもわかりやすく紹介され、生徒のみなさんも興味深く視聴していただきました。造船所曰く、現在、ビデオ刷新中とのこと、新しいビデオを拝見できるのが楽しみです。

構内見学では、アフラマックス型原油タンカー(全長約243.8m、載荷重量トン数 約11万5千トン)を、全国でもめずらしい長さ560mもある両開きの50万トンドックでブロック搭載中のものと、全長660mの艤装岸壁に接岸して艤装しているものの2隻を見てもらうことができました。このドックでは、アフラマックス型原油タンカーでは1.5隻建造が可能です。

はじめは、造船という仕事についてほとんど知識がなかった生徒のみなさんでしたが、質疑応答では、技術的なことや幅広く質問されているところを見て、造船という仕事に興味をもっていただけたのではないかと思います。

 学生さんたちの主な感想 

 

❝ スケールがでかくて凄かった! ❝ とても楽しかったです  ❝ 次回はどんな艦船が作られていたのかその歴史も知りたい  ❝ 船を造る大変さを知れてよかった ❞ ❝ 船のことをもっと詳しく知りたいと思った ❞

普段の生活では見ることができない、200mを超える巨大船の建造現場を間近で見て、造船という業種の壮大さを知っていただけたのではないでしょうか。

かいこう館運営事務局は、造船・舶用・船具業の事業者と連携し、関東運輸局の協力のもと、引き続き見学会を企画・開催して、我が国の未来を担う海事産業の人材獲得に努めてまいります。