「船具業」は、船具(船用品、塗料、ロープ、法廷備品、帆布、船舶金物など)工業・商業の様々な業種業態を有する企業の集まりです。
船が唯一の大量物資輸送手段たった江戸時代(慶長5年、西暦1600年)に東京の船具商草分け大村五左衛門が江戸に店を出したとされています。
当時の江戸は、江戸湊の開発が始まったばかりでしたが、各地から運ばれる様々な物資の主要運搬経路が水路であったことから、船具商たちはその物流機能の重要な役割を担っていました。
今日においても、船具業は海上輸送を支えるためになくてはならない重要産業の一つです。
本組合は組合員相互の和親協調を図ると共に、船用品の研鑚向上と併せて業界の健全な発達に資する事を目的とする。